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TDRホテル予約情報:非公式な調査結果

概要

本ページの作成者が色々な観測をした範囲で、公式サイトで明示されていないような情報をまとめておきます。 観測自体は概ね2022年01月頃からホテル予約に関する試行錯誤を開始しました。 また、2022年9月半ばの予約分から明らかに開放枠が増えましたので、基本的にはこれ以降の観測情報を元にまとめてあります。

なお、特に断りがなければ、時間関係はサーバーからの返事をブラウザが受信したタイミングをベースにした計測結果です。

調査情報

レア部屋の特徴

これまでの観測から各レア部屋の特徴を基本情報としてまとめておきます。

開放時点の詳細なタイミング

宿泊予約が最初に開放される11時に関して、特にレアリティの高いミラコスタのテラスルームやバルコニールームは11時きっかりではなく、開放タイミングに数秒~数十秒程度のズレが発生します。 このタイミングのズレは日替わりで、明確に11時の何秒に開放されるかは不定となっている模様です。

このため、11時の開放タイミングで『何秒前に読み込みを開始すべきか?』に対して正確に答えることは理屈上は不可能となります。 通信環境のタイムラグだけでなく、正解となる開放タイミングも不定なので、読み込みを開始すべきタイミングも不定、つまりは運次第です。

ただ大まかな傾向はいくつかあります。

開放タイミングと満室タイミング

特にハババルに関しては顕著なのですが、開放タイミングが早いと満室になるタイミングも異常なほど早くなるという傾向があります。 逆に開放タイミングが遅いと、満室になるまでの時間はある程度長くなります。 これは、11時近辺に張り込んでいる人が全体的に多いという点もあるとは思いますが、常軌を逸した速さで掴む方が11時近辺に絞って狙っている可能性も高いように思います。

とは言え、開放タイミングが遅くなればなるほど、無制限に満室になるまでのインターバルが長くなるという訳でもないです。 基本的には空き枠読み込みのタイミングが開放と重なった人が有利なので、そういう幸運に恵まれた人が先に操作出来ることになります。 ハバグラで例えると、操作時間や予約実行の通信と処理の時間を考慮しても開放から5秒以上残るケースはあまりないと考えて差し支えないかと思います。

ハバグラの詳細な開放関連情報

特にレアリティが高く人気も高いハバグラに関しての過去の調査情報(概ね予約対象日が2022年9月半ば~2023年7月半ばの範囲)を以下に記載しておきます。

11時開放後の放置枠

11時開放の直後はお試しや練習で挑戦する人も少なくなく、毎日のように常軌を逸した速さで確保するような人は宿泊予約を掴んでも確保はしないようです。 このため、結果的に予約枠を掴んでもそのまま放置されるケースがそれなりに発生しています。

また11時直後に予約枠を掴んだのに、その後の予約手続きの処理中にエラーとなってしまい、予約を完走できないという不幸なケースも発生します。 エラーの内容次第ではありますが、特にアクセス集中系のエラーで予約手続きを継続出来なくなってしまうと、内部的には予約枠が完了せず放置されているのと似たような状態となります。

このように予約枠を掴んだ状態で予約完了させずにいると、基本的に最後の通信から概ね30~35分程度を経過した時点で自動的に予約の権利は剥奪されて再び空き枠として扱われます。 ひとまず、このサイトではこれを放置枠と呼称することにします。

特に11時の開放直後は空き枠の有無を確認出来ないくらいの早さで満室となることが多いので、11:30過ぎくらいの放置枠を公式からの初回開放が遅延した枠と勘違いしているケースもあるようです。 しかし、あくまでも11時の開放を誰かが掴んで放置された枠でしかありません。 よって、当然ながらそのまま普通に予約を確保された枠は落ちては来ません。 レアリティの高い部屋で放置枠が発生すること自体を信じられない方も多いかとは思いますが、実際に11時直後に開放を観測しているのに30~35分後くらいに放置枠が発生する状況は何度も確認しています。

よって、本ページ作成時点において、放置枠は意図的に狙う価値があるレベルの頻度で落ちてきていると考えて良いかと思います。 具体的には11:30~35辺りを重点的にキャンセル拾いする、という手順となります。

なお、放置枠はキャンセル拾いでも発生する可能性があります。 仮にキャンセル拾いで空き枠を見かけただけで掴めなかったとしても、次項の放棄枠や放置枠の可能性を考慮して重点的に観測を継続する価値はあるようです。

11時開放後の放棄枠

前項の放置枠と同様に練習等で予約枠を掴むことが出来たらそのまま元の画面に戻って放棄されるケースもそれなりに発生しています。 予約を掴んだ直後の画面から前に戻って検索結果の画面等に戻ると、掴んでいた予約枠の権利は剥奪されて再び空き枠として扱われます。 ちなみに、予約を掴んで手続きを完了させない状態のままで、別の予約も同じブラウザの別画面で掴むと前に掴んでいた予約は自動的に放棄されて、これも同様に再び空き枠として扱われます。 ひとまず、このサイトではこれを放棄枠と呼称することにします。

この放棄枠も遅延開放と勘違いされるケースが多いですが、概ね30秒以上の遅延開放は極めて稀なことなのでこれらは放棄枠である可能性が高いです。 また、30秒以内でも放棄枠が落ちるケースは存在しますが、このタイミングだと放棄枠か遅延開放かの判断は極めて困難ではあるとも思います。 予約を確保するという観点では、この辺は遅延開放でも放棄枠でも大差ないとも言えますが。

本ページ作成時点では、放棄枠はそこまで高頻度で発生しているとも言い切れない、というレベルではあります。 それでも11:00直後の争奪戦に負けたら、11:30くらいまで緩く放棄枠を狙ってキャンセル拾いで観測しても良いかも知れません。

予約枠の吸収

前項のように予約枠を放置や放棄したり、確保済みの予約枠をキャンセルした場合、基本的にはほぼリアルタイムで再び空き枠として扱われるようになります。 ところが、条件は不明ながら空き枠として戻ってこないというケースがあるようで、これを予約界隈では吸収と呼称しているようです。

放置/放棄/キャンセルした予約枠が吸収される条件は不明なので、これを回避する方法も明確になってはいないようです。

もちろん可能性としては、リアルタイムで再び空き枠に戻った瞬間に超高速で誰かが確保したという可能性も否定は出来ません。 よって、本当に吸収と呼ばれる現象の存在を証明することは極めて困難ですが、吸収という事象はおそらく存在していると推測します。

開放時点で連泊不可の部屋

宿泊予約において、検索や予約条件として最大5泊までの連泊設定をすることが可能ですが、一部の部屋は開放時点では1泊分しか予約が取れません。 つまり、人気のミラコスタのテラスルーム等で連泊したい場合、開放タイミングでは1泊ずつ個別に予約を確保する必要があります。 開放時点で連泊不可に設定されている部屋は以下のとおりです。

なお、例外として『4ヶ月前の同日が存在しない場合、翌月1日にまとめて開放される』ルールに合致している場合、まとめて開放される分は連泊で確保することが可能です。 例えば、4ヶ月前予約のケースにおいて予約対象日が06/29~07/01の分は、03/01にまとめて開放されます(うるう年ではない前提で、02/29と02/30は存在しない)。 つまり、03/01の開放タイミングではハバグラであっても06/29~07/01の3連泊の予約を一括で取ることが可能になります。

長時間キャンセル拾いと予約可能時間

キャンセル拾いでカレンダーだけを更新していると、待合室に戻されることなく延々と空き枠の確認を継続することは可能です。 ただし、実際にはページ全体を読み込んでから30分くらいで内部的な予約可能期限を超過してしまうような目に見えない制限が入っているようです。 このため、予約可能な期限を無意識のうちに超過してしまうと、実際に空き枠を見つけてもエラー表示となって確実に予約失敗する状態になります。

対策としてはページ全体を再読み込みして予約可能期限を更新することですが、待合室を抜けてから10分以上経過しているとページ全体を再読み込みしたタイミングで待合室に戻されます。 残念ながらページ自体の再読み込みはおそらく必須なので、キャンセル拾いをする場合は20分前後でページ全体を再読み込みして待合室経由で入り直すを繰り返す方が良いのではないかと思われます。

ただし全体的な傾向として、待合室に戻されても実際に待機時間が発生する時間帯はあまり多くなく、待たされても1分程度なのでページ全体の再読み込みによる時間的損失はあまり大きくはありません。

レア宿泊予約の交換に関するアンケート

過去にレア宿泊予約の交換に関してX(Twitter)アカウントで実施したアンケートの結果と考察を再掲しておきます。


シンプルに成功するケースが26.5%ですか。これを多いと見るか、少ないと見るかは判断が難しいところですね。 渡す方はさておき希望枠が取れた2番目の選択肢と合わせると希望枠の確保成功は36.7%ですか。

つまり、キャンセル拾いや日々の開放争奪戦の勢いで行く気もないレア枠をとりあえず確保して交換を呼びかけることで、4割弱のケースで希望枠が取れたということでしょうか。 希望枠を確保する確率を思えば、これはかなり高確率と言えそうに思いますが、如何でしょうか?

逆に63.2%で希望枠の入手は出来ず、何なら半分強のケースで枠の確保は無駄で無意味、むしろ他の誰かの希望枠を潰して妨害しただけとも言えます。 そういう意味では相当な迷惑行為でしょうかね。お渡しのみ成立は12.9%、交換不能な欲しい方の遠慮か、自分の希望を貫いて捨てたか、かなり少ないですね。

現状、半分は無駄になるなら交換枠の確保は風当たりが強そうにも思いますが、現実的に4割弱が成功ならやらざるを得ないでしょうね。 せめて無害な迷惑行為(?)を目指すなら、可能な限り早めに放棄なり欲しい人にお譲りなりを心がける程度でしょうか。

また交換枠を持っていなくても欲しい枠の交換ポストを見かけたら声をかけてみるのは悪くないとも思います。 募集側もどうせ半分は捨てるなら、クレクレ君扱いで上から目線で吐き捨てたり、FF限定にしたりは如何なものでしょうかね。 ある程度の期日までに交換不成立なら渡しても良さそうなものですが。

難易度が高いので捨てるのも何か勿体無いとか、気軽にクレクレされると腹立たしいという感情論と『正しくキャンセルしているのだから、他の事情なんて気にしない』と思えば最後は捨てるだけになるのも仕方ないのですかね。

結局、確保への合理的判断をすると『不要枠でも掴むべき』になるのですよね。 このアカウントの中の人としてはどうでも良いのですが、結局は取ったもの勝ちで、勝ち組が確保した枠の扱いを好き勝手に決める文化は変わらないですね。 公式や第三者の目を気にしていたら希望枠は取れないので交換もひとつの手段、必要悪ということなのでしょうかね(苦笑


予約手続き中のアクセス集中エラーへの対策

特に高負荷な一括開放の際には予約手続き中にアクセス集中のエラーが発生して完走出来ないケースがあります。 アクセス集中によるエラーは予約手続きの継続を早めにしたり、遅らせたりすることである程度は確率を下げることも出来ますが、本質的に確実に回避することが出来るものでもありません。

そこで、以下の手順である程度はエラー後に予約手続きに戻れる可能性がありますので、紹介しておきます。

一応は、読み込みが全く終わらないというケースでも利用は可能ですが、読み込みに時間がかかるケースは素直に待つ方が確率は高いようにも思います。 もし5~10分ほど待っても読み込み中で全く進まないようなケースで祈りながら最後の手段として覚悟を決めて試すレベルで利用されるのであれば、止めはしませんが。

本当はログインより後の途中経過の画面でもブックマークやURLコピーで戻れるのですが、うまく戻れなかった経験があるので一応はログイン画面を推奨しておきます。 手間を惜しまないのであれば、ログイン画面以降は画面表示が完了する都度、ブックマークかURLコピーを残しておいても良いかも知れません。 万が一の場合は最後に登録したブックマークかURLに戻れるようにしておく感じですね。

なお上記の対策をしても確実にエラーから復帰出来るとは限りませんので、本質的にはここも運次第です。 それでも、ブラウザの戻るや更新よりは成功率が高いと思いますので、保険程度の気持ちで準備しておいても良いかと思います。

予約手続き中のログイン/ユーザー登録の画面でグルグルが終わらない場合の対策

特に長時間のキャンセル拾い等で予約を見つけて首尾よく掴んだようなケースにおいて、予約後のログイン画面を表示した際に読み込み中のグルグルマークが出たまま進めなくなるケースがあります。 実は『ログイン/ユーザー登録』の画面まで進めることが出来れば、無限グルグルになっても大抵はその後の手続きを継続することが出来ます。 無限グルグルの対策ですが実は単純で、再読み込みをすればOKです。 再読み込みしてもまたグルグルが止まらない状態になったら、数分してから再読み込みをするという操作を繰り返せば大抵はログイン画面が表示されます。 ポイントは『再読み込み』をするだけです、『戻る』はNGです。 もちろん、不幸なケースでは再読み込みでもエラー画面に送り込まれる可能性はありますので、無闇に再読み込みせず、最低でも数分は待ってみてから最後の賭けで再読み込みするくらいが無難かと思います。

実はこの状態、本来なら既に待合室に戻されるところをカレンダー移動だけで予約したようなケースで発生しがちです。 本当は待合室に戻されるべきでもカレンダー移動ならそのまま継続出来てしまうのですが、ログイン画面に入った段階で目に見えない待合室に戻されている状態に相当するようです。 ただ通常の待合室と異なるのは、ある程度以上の待ち時間になると待合室を抜けてもログイン画面のグルグルが消えないようになっている点です。 このため、ログイン画面でグルグルが終わらない場合は再読み込みが必要、ということです。

放置枠が再度空き枠に戻るタイミング

放置枠は概ね30~35分経過後にまとめて空き枠に戻るような仕組みになっているようです。 以下、観測に基づく推測を多く含みますので、あくまでも参考程度の説明です。

例えて言うと、リアルな店舗で誰かが商品を手にとった(予約を掴んだ)状態で、実際に手続きを進めるか悩んでいたとします。 するとキャストさんがやってきて『30分以上前から手にとっている商品は回収します』と言って、手にとって30分以上経過してしまった人が持っている商品を没収していきます。 そして、この集めた商品をまとめて店頭に並べて、別の方が再び手に取れる状態に戻すような感じです。 このキャストさんは見回りをして回収、店頭に戻したら、5分後にアラームをセットします。 5分経過してアラームが鳴ると、再びこのキャストさんが見回りをして回収をする感じですね。 つまり、見回りと回収をして店頭に戻すという時間+5分毎にキャストさんが見回りを開始するので、時刻の分の部分はきっちり5の倍数にはならず微妙にタイミングがズレていくことになる感じです。

ただし回収に関しては例外条件があって、店員さんと商品に関して相談(予約サイトと通信)をしている場合は、最後に相談したタイミングから30分以上経過が回収の条件になります。 よって、掴んだ人が相談(通信)を意図的に繰り返せば、放置枠として落ちてくる時間を遅延させることが可能ということになりますね。

では、この放置枠が実際に空き枠に戻るタイミングです。 前に放置枠は概ね30~35分経過後にまとめて空き枠に戻ると記載しましたが、これはキャストさんの見回りタイミングが一定ではないため落ちてくるタイミングにも幅があるということです。 例えば11:00:00に取った枠は、11:29:59に見回りした時点ではまだ回収されませんが、この次の見回りが5分後の11:34:59より後ということになりますので、このパターンでは11:34:59より後に落ちてくることになります。 同様に11:00:00に取った枠でもキャストさんが11:30:00に見回りに来れば、その時点で既に30分経過しているので即没収、11:30:00過ぎくらいに落ちてくることになります。

ここまでの説明で何となくキャストさんが巡回するタイミングが判ると少しだけ有利かも知れない、どうやったら巡回タイミングを確認することが出来るだろうか、と考える方が居るかも知れません。 特に11時の開放直後に確保出来なかったとしても、放置枠のタイミングを予め把握していれば11:30以降では少し有利になるケースもあるでしょう。 実際、ある程度の精度であれば、このタイミングを調査する手段はあります。

11:30より後の放置枠が戻るタイミングを知りたいなら、11:25~30くらいの間で放置枠が戻ってくるタイミングを観測すれば、そこから概ね5分強後に次の巡回タイミングが来ると推測出来ます。 そして11:25~30に放置枠が落ちて来るのは11:25の時点で30分が経過している枠が対象、つまり10:55の時点で枠を掴んで放置しておけば11:25~30近辺のタイミングでそれが落ちてくることになります。 あとはその落ちてくるタイミングを観測すれば良いことになりますね。 放置枠は基本的に日程や部屋の種類に関わらず、一括で同じタイミングで戻ってくるようですから、放置している枠の予約日程には依存しません。 つまり、11:25~30に観測する分に関しては当日開放枠である必要はありません。 ただし、枠が戻ってきたことが判る必要があるので、1枠しかないプランが適切ではあると言えます。 具体的に言ってしまうなら、1枠しかないスイート系のプランで開放される予約日より前の任意の1枠を10:55の寸前くらいに掴んで放置、11:25~30にひたすら空きが戻るタイミングを観測して、戻ったタイミングを把握しておいてそこから5分~5分20秒くらい後が次のタイミングとなる可能性が高い、という感じですね。

ただ、これを何人もが実行すると無駄にスイートを掴んだり捨てたりすることになるので、ある種の迷惑行為となるでしょう。 また、最近のレア枠予約の状況では素直に確保から30分で放置枠を落とすこともなさそうで、11時に掴んだ人はタイミングの遅延等を利用して意図的に落とすタイミングを操作しているように思えます。

つまり、放置枠が落ちるタイミングに関してはあくまでも豆知識程度でレア枠を狙う上では実際に試すほどの価値があるとも思えない、というのがこのページの中の人の見解です。 逆にレア枠とまで言えないような枠であれば今でも多少はヒントにはなるかも知れませんが、そのレベルの枠なら11時に素直に狙っても良いように思いますので、やはり試すほどの価値はないように思います。

あり得ない『○』表示の不具合

宿泊予約をカレンダー画面から実行した際に、いわゆる押し負けをしてカレンダー画面に戻されると押し負けた日程のカレンダー表示が必ず『○』になるという不具合があります。 スマホ版ではほぼ確実に再現しますし、PC版でも発生することがあるようです。 本来は空き枠が5部屋以下なら空き枠数が表示される挙動なので、そもそも部屋数が5枠以下のレア枠では『○』表示になること自体があり得ません。 ですが、この不具合が発生すると問答無用で『○』になります。 基本的には空き枠と無関係に『○』表示に見えているだけなので、叩いてみたところで通常は満室表示になるだけです。 もちろん、空きの有無に関わらず『○』となっているので、理論上は○を叩いたタイミングで奇跡的な偶然で空きが発生していれば予約に成功することもあり得なくはないです。 とは言え、そんな奇跡の確率は極めて低く、とても期待出来るレベルではないですが、試したくなるのも人情というものでしょうね。

また、この不具合の状態になると、別の部屋を表示しても対象日が『○』表示されるという特徴があります。 例えば、ハバグラで押し負けて『○』表示になった状態で、ハバテラやハババルのカレンダーを表示しても不具合となっている日程は『○』表示が継続する、という感じです。

なお、対策としては極めて単純で画面全体をリロードすれば不具合は解消、普通にカレンダー読み込み時点の空き枠が表示されるように戻ります。

理屈上は意図的に『○』表示の不具合を発生させることも可能ですし、ワンタップで予約シーケンスに入れる可能性があるという点では悪用可能な不具合ではあります。 ただし、ある程度の精度で確実に空き枠が出るタイミングが判っている11時の解放時点では、予め別の部屋で当日の不具合を発生させておくということが出来ません。 よって、普通の手順で11時に悪用する方法は今のところ思いつきません。

また、キャンセル拾いでこの『○』状態でひたすら予約を叩くという手もありますが、2つの点であまりお勧めは出来ないと考えています。 まず、『○』状態でひたすら予約を叩くということは、ページ全体のリロードをせずに予約操作を繰り返すことになりますので、同一ページからの予約可能時間を超過してしまう可能性があります。 詳細は長時間キャンセル拾いと予約可能時間 に記載した通りですが、リロードせずに一定時間経過すると必ず予約に失敗するモードになりますので一定時間を経過したらリロードが必要となります。 リロードしてしまうと問題が改善してしまうので、『○』状態が解除されてしまいます。 このため、長時間のキャンセル拾いで利用するには頻繁に『○』状態を再設定するような手順になりますが、その間の観測出来ない時間がそれなりに発生することになります。

次に、そもそも繰り返し手順自体があまり速くないという点があります。 確かに『検索→空き枠があれば予約』とするより、一手で『予約』と出来る方が速いですが、それはピンポイントに空き枠があると判っているタイミングの話です。 いつ空き枠が落ちてくるか判らないからこそ延々と情報の読み込みを繰り返しているキャンセル拾いにおいては、1回の操作にかかる時間は短い方が試行回数の面で有利です。 『○』表示を叩く方針だと『予約→通信→失敗表示→部屋選択→人数等選択→カレンダー読み込み→通信→日付選択→予約(先頭に戻る)』ですが、カレンダー再読み込みなら『月選択→通信→空き枠なしを確認→月で空欄選択→月選択(先頭に戻る)』です。 1回の空き枠確認における操作が多い点と通信が2回発生する点で『○』表示の予約繰り返しは不利となると思います。

ということで、普通にうまく悪用するのは困難な不具合ではありますので、いわゆる押し負けたという事実を素直に認めてリロードしてキャンセル拾いを継続する方が無難ではないかと考えます。